量子コンピューターEXPOに出展させてもらった感想

この度はbuleqatさんのブースに一緒に出展させていただきました。


直前での打診にもかかわらず準備してくださった皆様にとても感謝しております。

話そうとしたこと

  • 自分の経歴
  • 量子コンピューターへの愛
  • 現状とこれからの話

まだまだ何に使えるのかわからない、実機は実用化するには遠いというのが現状の量子コンピューター。また、強すぎる企業さんに囲まれた中、去年からキャッチアップを始めた弊社は何を話すか、佐野さん(弊社代表)と作戦を考えて行きました。

まずは弊社がどんな企業なのか、私の経歴がどんななのか、ひととなりを知ってもらうこと。
そして、個人的には一番大事だと思ったことは、まだまだ何に使えるかわかんない量子コンピューターだけど、ワクワクするよねってところを語ろうと思いました。

自分が取り組もうと決めた1番のモチベーションとしては、楽しそだということがあります。なんか夢ありますよね、量子コンピューターって。

ただ、愛だけでは何にもならないので、今後はどうしていくべきなのか考えました。
最近の、この業界の取り組み方の流れとしては、以下のようです。

  • 一気に期間を決めてかけて取り組んでみる
  • 続けるか撤退するかその後に判断
  • 一番まずいのはズルズル続けること

それを踏まえて今できることは、この辺かなと思いました。

  • 天才達が出した論文をキャッチアップ
  • それをシミュレーターや実機を使用して実験

スライドを用意して、いざ会場へ!

EXPOの印象

かなり徹底した感染症対策が行われておりました。
量子コンピューターだけではなく、AI・人工知能EXPOも一緒に開催されており、多くの人が出展、来場していました。(Twitterでみるあの人だ!というのも多かったです)

量子コンピューターのエリアはおそらく小さいなという印象がみなさんあったと思います。前回のEXPOより出展している企業数も減っており、国内では撤退する企業もあるそうです。
ただ、各ブースにはたくさんの方がいらっしゃり、多くの商談が行われていました。発展が不連続な業界ですが、期待されているところは大きそうです。

また、企業だけでなく大学の出展もあり、量子計算の成果などを話されていました。

実際に出展してみると、用意したスライドは全く使う機会がなく、とにかく来場するお客さんとのお話が盛り上がりました。
材料系の方が多かった印象があります。
実機の使い方や、何に使えるのかというところが気になっている人が多かったです。

出展してみて

来場者として参加するよりも、多くの人と話せるので、興味ある分野ならどんどん出展者として参加する方がいいなと思いました。
前日は緊張して全然寝れませんでしたが、もっと楽しもうと思っていてもよかったなと今は感じています。(佐野さんから再三そう言われていたのに!)

また企業さんとお話ししていると、意外なところで困っている人の力になれることがわかります。今回では、状態数を減らすアルゴリズムを以前使っていたのですが、それを正にやりたいという企業さんがいらっしゃいました。
また、業界の情報をより深く知ることができます。そして、業界の発展にもっと貢献できるようになりたいと思いました。

参加するなら出展しよう!
頑張ろ

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。